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本作の主人公ロイは、神経症特有の症状をいくつか抱えており、薬を手放せない。家の中をチリ一つない状態に保ち、ドアの開け閉めなどに一つひとつの行動に独特な手順を定めており、普通に生活することができない。
心の病を抱えた人が出てくる映画が好きだ。なぜなら、そこに人間の弱さ、人間の本質が透けて見えるからだ。古典としては「カッコーの巣の上で」、比較的最近では「ビューティフル・マインド」などがある。本作も、主人公が神経症と聞いて、とりあえず観た。
複雑な印象。主人公ロイを演じるニコラス・ケイジは、複雑な人生を歩んでいる。そして、ほぼ同じ意味で、本作のロイをはじめ、登場人物の多くが、職業、私生活において、複雑な人生を歩んでいる設定になっている。この点が、何とも言えない後味の悪さにつながっている。
一言で言うと、本作の登場人物の多くは、どこか妙に要領の良い狡猾なところがある。こういう人は、あまり神経症とかにならないだろう。こういう人物像の内面における矛盾が、本作の登場人物にシンパシーを感じられない理由となっている気がする。あまり批判とかはしたくないが、これが正直な本作に対する所感です。
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