いまさら何の説明もいらない名作。何度も観ているが、観るたびにこういう映画は、多分もう出てこないだろうという気がする。ストーリー構成、登場人物、風景と時代背景・・・、ここに描かれている全てが圧倒的な存在感を醸し出している。
一方、映画のテーマは、憎悪と欲望である。たしかに、イタリアン・マフィアを道化として使っているが、その背後にある真のテーマは、憎悪や欲望といった人間の本能から湧き出る激情である。誰でも怒りや憎しみに駆られることはある。しかし、そうした激情に流されていると人生がこんなふうになりますよ、ということを提示しているという見方さえできる。
公開から長い歳月が経っているのに、この作品がこれだけの輝きを放っている理由は、やはりこうした普遍的なテーマを扱っているからだと思う。マフィアの恐ろしさから、誰もが持っている人間の心の闇の部分を垣間見ることができる。「不朽の名作」という言葉が最も似合う作品。
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